日本語って本当に素晴らしいですね

いつもは事務所まで自転車で通っている私だが、雨が降るとさすがに電車に乗ります。
今日も雨だったので電車で着ました。
いくつかの電車を乗り継ぐのですが、池袋〜新宿は山手線に乗ります。
山手線に乗るとい入り口の上のモニターをついみてしまいますよね。


今日は、大雨、強風ってこともあり、モニターでは各路線の遅延情報が頻繁に流れてました。
○○線 遅延 原因 大雨
○○線 遅延 原因 停電
○○線 遅延 原因 車両故障
などなど・・・
で今時はだいたい英語での案内も併記されてますよね。


その英語表記が停電も車両故障も同じ[accident]なんです。
accidenって、それだけじゃなんのアクシデントか分からないじゃん!
なんて思ったものですから、辞書で停電を調べたら「〔電力の〕a power failure [outage]; 〔明かりの〕a blackout」
となっておりました。
power failure = 力不足?能力停止?
どちらにしても、何も知らずに読んだら「停電」とは思いませんよ。


また、私は最近phpjavascriptなどでプログラミングの真似事みたいなこともやってます。
そのときに変数とか関数とかって物があるのですが・・・
まぁ変数とは何か、関数とは何か?って言う難しい話しは置いといて、その変数や関数には名前を付けるのです。
プログラミングの表記は英語で行いますので、名前つけるときに、日本語より英語にしようと良く思います。
そんなときは和英辞典なんかで調べたりするのですが、日本語の単語にマッチする英単語がない事って結構あるのですよ。
表音文字しかない英語はどうしても、単語と単語をくっ付けたものが多いのですよね。


一方日本語は表音文字表意文字を併用する言語ですから、今までなかった単語でも、比較的簡単に作る事が出来ます。
たとえば「停電」でも英語では「power failure」ですから、日本語言ってみれば「電気が停止した」ってそのまま言ってます。
しかし、日本語ではそれを略して漢字2文字で「停電」とすることが出来ます。
しかも意味のある表意文字の漢字で書きますから、その単語の意味を知らない人でもなんとなく意味が分かってしまいます。
もともと漢字は中国の文字ですから、当然、中国でもそうなのですが、残念ながら中国には表音文字がありません。
漢字で単語を書いても、その周りが全て漢字ですから見た目だけで判断するのは、日本語より難しいのではないでしょうか。
表音文字表意文字がこれだけ上手くかみ合って言語って他にあまりないですよね。
お亡くなりになられた水野晴郎さんを偲んで、
「いや〜日本語って本当に素晴らしいですね」


それでは
「素晴らしく よく出来ている 日本語だ」